仕事観を変えたオーケストラ

こんにちは。畠山です。

久々の投稿ですが本日は
私の仕事観に大きな影響を
与えた出来事について
綴りたいと思います。

恥ずかしい話なのですが
私は昨年までコンサルタントとして
お客様と向き合うスタンスをこう考えていました。

「クライアント様が諦めるまで諦めない！！」

しかし、このスタンスは二流、
いや、もしかしたら三流かもしれないな～

と感じる出来事が2年前の夏あったのです。

それはあるオーケストラコンサート。

そのコンサートで私は
79歳のおじいさんがコンダクター、
つまり指揮者として輝かしく“デビュー”する
勇姿を目の当たりにしました。

本当に79歳と思えない、
デビュー戦とも思えないほどの、
素晴らしい演奏だったのですが、

指揮後に詳しいそれまでの話を
して下さいました。

聞けば、「死ぬ前に一度指揮を振ってみたい」
というそのおじいさんの何気ない一言から
起案されたイベントだったらしいのですが、
そのおじいさんは指揮のまっさらな素人。

なので、コンサートまでの
練習の中で何回も挫け、

「ノリで言っただけです」
「やっぱり無理です」
「辞めさせてください」

と何度も何度も懇願したそうです。

しかし、その主催側やトレーナー陣は
「絶対できますからやりますよ！！！」
と一切その要望を許さなかったと。

厳しい、冷たいと感じますが
しかし、指揮を終えた
そのおじいさんのセリフは

「生きててよかった！一生に一度の中で
素晴らしい体験させてもらいました！」

という言葉だったのです。

私が見たのは、そんな
何度も諦めても、何度も再起して
見事に本番をやり遂げた
おじいさんの勇姿だったのです。

そしてその時に

「これだー！！！」

と稲妻が私の全身に走ったのです。

「相手が諦めるまで諦めない」ではなく
「相手が諦めても諦めない」こそが本物だと。

そんな出来事とのご縁があったので、

セールスセコンドという
事業名に付けている

“セコンド”

はそのスタンスの覚悟の証。

“言うは易く行うは難し”

の決して容易い仕事観ではないのは
百も二百も承知ですが、

一流のサービスを届けるという
覚悟を決めた者として
この価値観を体現できる男に
精進いく所存。

こうご期待くださいませ(^_-)-☆

今日は徒然なるままに書いてみました！

また想いを書き残していきます！
数年後、これを見て何を感じるかに
ワクワクしながら(笑)

お陰様。